大田区議会に陳情書を提出しました
公開日: 2019年9月9日月曜日
2019年9月 大田区議会に陳情書を提出しました。
陳 情 書
令和元年9月5日
大田区議会議長
塩野目 正樹 様
<陳情者>
氏名 山田悠平
大田障害者連絡会
代表
精神障害当事者会ポルケ代表
住所 (省略)
大田区後援事業に係る障害の合理的配慮の提供を促進することについての陳情
<趣旨>
大田区が後援する事業について、障害の合理的配慮提供を促進のために、以下の事項についての各種要綱整備等を求めるものです。
①
区の後援事業の申請書項目に合理的配慮に係る事項を加えること
②
区が提供可能若しくは紹介可能な合理的配慮に係る情報提供を行うこと
③
合理的配慮に係る費用弁償の補助を行うこと
<理由>
「おおた障がい施策推進プラン」(2018年度~2020年度)の基本目標1には、「自分らしく暮らせるまち」を掲げています。障害当事者が地域でありのままに暮らすためには、様々な社会的バリアーの解消が求められます。また、「障がいを理由とする差別の解消の推進」を同プランでは重点項目として規定しています。他方で、昨年施行の東京都差別解消条例は、障害者差別解消法の上乗せとして、民間事業者の合理的配慮の提供を法的な義務として規定しました。今後ますますの地域での障害の合理的配慮に係る理解啓発と具体的な促進策が求められます。
多くの区民が参加する区の後援事業について、合理的配慮の提供を促進することで、障害者の地域参加を容易にし、ひいては障害がある人もない人もともに暮らす共生社会の一助となり、ますますの魅力溢れる大田区になるものと考えます。
<別添資料>
・地域イベントでの障害当事者が希望する合理的配慮に係る事例集
・取手市合理的配慮の提供支援に係る助成金交付要綱
・明石市合理的配慮の提供支援に係る助成金交付要綱
以上